六華 銀花 sakura舞う 2

旅行記 時々不思議なお話

エーゲ海クルーズ パドモス島

オプショナルツアーは黙示録教会と田舎巡りか聖ヨハネ修道院と黙示録教会の

どっちかで65ユーロです

私が洞窟に行きたくなっちゃって、前者に申し込みました

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16時からテンダーボートでの上陸になるのでガイドさんが整理券をとってくれて

15時半にラウンジに集合です

一昨日行方不明になったご夫婦がまたまた消えてしまい、ガイドさんが焦っています

やっと上陸ぎりぎりに現れて、オプショナルツアーに申し込んだことを忘れている!

先に出発の田舎巡りツアーなので、狐につままれたまま速攻で連れてかれていったよ

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船では毎日2つのツアーがあって、必ずガイドさんがどっちかに参加しています

英語のツアーですが、ガイドさんがこそっと説明をしてくれます

2つの聖地はキリスト教徒は必ず行きたいところですが、キリスト教徒でない

日本人が行くのはめずらしいらしい

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黙示録教会は山の上にあるので見晴らしがいいです。バスに酔いやすい人は注意。

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ヨハネはキリストが最も信頼していた弟子で、自分に何かあった時の家族の面倒を頼まれていました。

キリストの周りはマリアが多すぎ・・・・

母親のマリア、嫁のマリア、助けた売春婦のマリア、弟子の兄弟の母親のマリアなど

ヨハネがエフェソスに連れて行って一緒に暮らし、面倒を見たのはキリストの母のマリアらしい

父親の大工はどうしたんだ?)

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紀元1世紀・・・ほかの弟子もこの世を去り、高齢まで生き残っていたヨハネ

ローマ帝国の皇帝からキリスト教の伝道を禁じられ当時流刑地だったパドモス島に

流されてしまいました

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そこでヨハネは高らかなラッパのような音と共にキリストの啓示を受け

世界は終末に向けて歴史を刻んでいるという幻視を視て、ヨハネの黙示録を書き上げます

「我はアルファとオメガ、すなわち始まりにして終わりなり。汝が目にするものを一巻の書にしたため、7つの教会に送れ」というもの・・・・・

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映画のオーメンとか? 666は世界を破滅に導く獣の数字、悪魔のしるし

天使がラッパを吹きならすたびに、とんでもない姿の獣が現れて世界に厄災をまき散らし、天使と悪魔が戦い、世界が死滅して最後の審判が訪れるっていう新約聖書におさめるべきか、はずすべきか論議されて入れられたというとんでもない内容のしろもの。

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ヨハネが黙示録を書き上げたアポカリプスの洞窟は写真の聖アンナ礼拝堂の奥にあります。

撮影禁止ですが、12畳くらいだったかな?自然にできたというより隠れ家にするため

手彫りで岩をくりぬいたって感じかな~

ヨハネを信じさせるために、神が天井のせり出した梁みたいな岩に3つの裂け目を生じさせ、父と子と精霊の三位一体を記した割れ目を触ってきました

立って書いてたのかその当時は羊皮紙?を置いた場所と、床に寝るときに頭を突っ込んでたくぼみを見てきました。

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確か80歳くらいで、その当時でかなりの長生きモード、幻視以外で自分の想像や考えもかなり織り交ぜ、のりにのってた筆先。

そして皇帝が死ぬとちゃっかりエフェソスに戻って残りの人生を過ごしたそうだ

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クルーズに参加している多くのヨーロッパのおばあさんたちもすごく元気です

70代だろうか?姉妹なのか知り合いなのか親戚なのか・・・5,6人で来ている人、

80歳の夫婦など、杖をついていてもお化粧しておしゃれして我が強い

ヨハネ修道院にいくためバスに乗り込むと、私の席まで杖をついてきた

白髪のばあちゃんに、そこは私の席だからどけ!と言われた

もちろんジャパニーズスマイルで何を言ってるかわからなーいモードにしとく

ツアーガイドに注意されて後ろの席に戻っていったが、修道院に近づくと

後ろからまたやってきて、私が一番先に降りるのよと気合い、いれまくり。

出雲神社の大祭で、信者代表として真ん中の神様の道をずんずんいった

おばあちゃんを思い出した

長く生きるとこわいもんなしの自称神様になっちゃうんだろうな

 

 

エーゲ海クルーズ クシャダス

トルコのクシャダス港からのオプショナルツアーは

聖母マリアの家と古代都市エフェソス 70ユーロと、古代都市エフェソスの変遷

70ユーロです

聖母マリアの家には惹かれましたが、以前のトルコ旅行で家の前を通ったんだ

エフェソスもその時に行ったし、今回は朝寝坊をしてゆっくりすることにしました

オプショナルツアーは7時出発ですからね・・・5時半に起きないといけない

レストランは朝が6時~9時  昼が12時~14時 夜が19時~22時半までです

そのほかに9階で16時~17時までアフターヌーンティーがあります

9階に8時半ごろ行ったら、すでに片付けられはじめていた・・・

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パンケーキ、パンがぱさぱさでくえん!!

そういえば昔エフェソスに行ったら、紀元前あたりアルメニア人で

エーゲ海周辺の商船の用心棒をしていた人生を思い出しました

いろいろ調べたら記憶と合致している事実がいっぱいあって驚いた

あの頃は古代ギリシャやローマをうろつく転生ばかりしてたので

実はギリシャに来るのは勇気と覚悟がいることでしたね

とにかく用心深く安全第1なので組織に所属というわけで軍隊か教会に属する

そんで禁欲的で真面目で突っ走るので、間違ったことをしている上官だろうが

どえらい人にでも突っかかるので殺されることが多かったかな

女性の時もそんな気性なので、なお不幸だった

だから今の時代は女でもなんでも許されて天国かしら

エフェソスでは身を売るしかないかわいそうな女たちをあれこれ世話して

教育とか与えてマイフェアレディみたいなことしていた

そんで体を求めない・・・・

だけどそんな清らかなことはただの自己満足で女側からすれば

どこまでも地獄の果てまで一緒に堕ちていってほしいわけよ~

それが愛ってものなのかは今でもわからないが、その時面倒をみた娘が

今の友人の一人で、10歳も年下なのに私の面倒に飛んできてくれ

私がお返しに引っ越しとか手伝いに行こうとすると、大丈夫だから

来なくていいです!!と固く拒否されるのでさびしい・・・・

因縁というかトルコ旅行に一緒に行ったのもその友人

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接岸しているので気ままに船の乗り降りができます

にゃんこたちに遭遇

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近くにバザールがあるというのでうろうろ・・・・・

港近くの日本語ができるお店でひっかかり、器をいろいろ買ってしまいました

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まけてもらって全部で27ユーロ

これ、島でもどこでも売ってるんだよね、そんでバザールのほうが安かった

高く売りつけて気をよくした店主がバザールまで案内してくれ

親戚の絨毯屋につかまってしまいました

アップルティーを出されたが、睡眠薬が入っているかも!と飲まず・・・

甘いからいいですとことわり、トルココーヒーをごちそうするっていうのに

苦いのは嫌いだからとおことわりするが、友達は飲みたかったらしく

コーヒーでてきたーーーー!

絨毯は前にトルコに来た時に、買ったのでおことわり

絹じゃないけれどね

話を聞いてると、アッキムは私の住んでいるあたりに留学していたのでした

世界中を飛び回り、アメリカ人がよく買ってくれるので冬にアメリカに行くそうな

3月には日本に行く予定ということで、しゃぶしゃぶを食べる約束をして

今ではLINE友達になってしまった・・・・・

友人が社長かどうか突っ込んでいたが、雇われ責任者だそう

もうそろそろ船の時間が・・・と言うと

「出航は12時半でしょ。」と言われるのであった

シリアのテロ問題で観光客が激減し、今は大変な時期だそうだ

でも、お金のない私たちを捕まえてもね~~~

買い物がしたいからとやっと解放されて職場へのお土産で

ロクムをひと箱1ユーロで買いました

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もっと美味しいのかと思ったら安いため、ただのゼリーであった

もう疲れたので早めに船に戻る

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で、12階のバーでまったりと過ごしました

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すでにウエイターのお姉さんとは顔なじみになろうとしており

ブドウの搾りかすから作られるお酒、ウゾに挑戦してみました

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お水と混ぜると白濁するこのお酒は・・・・おそろしくまずかった

香りづけのアニスの味で好き嫌いがわかれるそうで、歯磨き粉の味です

そんな私たちにお姉さんが、おすすめのギリシャのお酒を教えてくれましたが

全制覇を企んでいるので、口直しにノンアルコールカクテルを頼みました

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オプショナル参加のみんなが帰ってくると混むので早めにランチに行き

またカクテルを飲んだ

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クシャダスを13時に出航し、パドモス島に16時に着きます

エフェソスに行った人たちによると、激暑くて大変だったそうだ

 

 

 

 

 

エーゲ海クルーズ ミコノス島

 

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エーゲ海の真珠と言われる島には18時に到着です

接岸下船ですが、混雑を避けるために16時から整理券が配られ

その番号順に下船となります

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ガイドさんが整理券をとってくれたので、ラウンジに集合して順番を待ちます

下船するときにIDカードの読み込みチェックがあります

乗船の時も行われ、乗り遅れた人がわかることになります

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町中まではシャトルバスでの移動となっており、最終バスは22時半で

トルコのクシャダスに向けての出航が23時です

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18時でもこのとおり日は長くて、たっぷり遊べます

カト・ミリの風車までガイドさんが案内し、その後フリータイムになります

お小遣い稼ぎですけれど、かわいい子供がへたっぴなアコーディオン

道端のあちこちで弾いています

大人は傍らに犬とか猫とかを置いて客引きをしています

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写真を撮ったらお金を要求されましたがスル~~~

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エーゲ海周辺の国々はヨーロッパと中東のはざまでペルシアに数百年の支配時代もあり、トルコと同じ厄除けの目玉製品が売られています

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津波にあったら被害大きそうな湾ですね

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途中ではぐれても消えても問題なく、ガイドさんはずんずん進んでいきますが

オールドポートの聖ニコラス教会まで来ました

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白鳥かと思ったけれど、首が短いからアヒルかな???

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残念ながら島のアイドルのペリカン、ペドロには会えませんでした

パラポルティアニ教会の横をすりぬけ、人ごみの中リトルベニスを進みます

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かわいいお店がありますが、日没に間に合うようにどんどん進んでいくと

海に出て、レストランやカフェをすり抜け風車が見えてきます

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みんな、なんでこんなに夕日がみたいんだろうね~~

これは席取り激戦区ですな~~~

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美味しそうだな~~と思いながら先に進みます

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やっとカト・ミリの風車に着きました

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みんな日没を待っています

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このあとはガイドさんと夜ごはんを食べに行くという一行と離れ

お買い物にいきました

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この島は風が強いので、風を避けるために町中が迷路のような小道になっています

迷っても、下れば必ず海岸にでるので大丈夫ですね

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パラポルティニ教会が美しいです

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かわいいお店がたくさんありましたが、セレクトショップばかりで

どこも値段がかわいくない

一番物価が高いのはミコノス島だそうです

オリーヴの真空詰めもどきだけ買いました

匂うしべとべとしてる感があるので、多分漏れていると思われる・・・・

でもスーツケース持ち帰りで大丈夫でした

ギリシャは猫が多いと聞くが、遭遇率は低かった

島では3匹くらいしかみかけませんでした

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種類は日本系猫が多いですね

ぶらぶらしていると、ガイドさん一行とすれ違う

一人一品注文を迫られ、お店がきまらないそう

どこまでも強気なミコノス

さすがに世界のリゾート地

お店で値切ることはできないですな~~~

私たちは疲れたので、20時過ぎには船に戻ってきました

そして4階のレストランでご飯を食べました

そしたら並んだ順に席に詰め込まれるんですねーーー

外人カップル2組と相席になってしまい、英語できないから居心地が悪い・・・

これはおひとり参加だときっつい仕打ちですね~~~

英語できれば大丈夫かもしれないけれど。

まあ・・・ビュッフェでも相席になることがありますが、席は自分で選べるし。

日本人担当らしいウエイターが注文聞きに来たので

早々に退席したいし、そんなにお腹がすいていないので友達とシェアするといって

一皿ずつ頼んだはずなのに、一人一品きましたよ、ちょっと!!!

タコのマリネ

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フェンネルは邪魔だが上にかかったチーズとのコラボがよかった

お魚

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ステーキが山盛り、ソースどばっだったのでこれにして正解

相席の外人は、日本人食べるのおっそ!だからスリムなの?

私、速いから太るのかしらねえ~~と、言っていたらしい

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デザートでキャラメルマキアートを頼んだらアイスできた・・・・

とにかくカプチーノ系はくるまで時間がかかる・・・・・

多分マシーンが遠く離れたところにあるのかもしれない

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こういう席でも開き直って写真を撮るのであった

 

 

エーゲ海クルーズ セレスティアル・オリンピア号 2

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ピレウス港を出ました

避難訓練の前だったと思いますが、ツアーの集合場所案内の時に

ツアーではソフトドリンク飲み放題がついているけれどアルコール飲み放題の

申し込みがありました

ブルーが32ユーロでワインは赤・白・ロゼのみ、プレミアムがもっと高くて

ワインの種類などがいろいろ選べるようになり、フレッシュジュースが頼めます

私たちはブルーにしましたが、ワイン以外はプレミアムしか飲めないものは

ほんの数種類しかなくて問題ありませんでした。フレッシュジュースは頼めなくても

ノンアルコールカクテルを頼めば同じようなものですからね

この日飲んだのは白ワイン1杯・アルコールカクテル1杯・ノンアルコールカクテル2杯・カプチーノ1杯・キャラメルマキアート1杯

メニュー表を部屋に持ち込んで何が飲めるのか英語解読しましたよ~~

ソフトドリンクだけの方は、何が飲めるのかわからずコーヒー、紅茶、

コーラなどしか怖くて注文できなかったみたい

ストロベリーダイキリとモヒート

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ミコノス島には夕方に着く予定で、ツアーのみんな揃ってランチを食べました

ご夫婦1組が集合説明をちゃんと聞いていなくて現れず、部屋にもいなくて

ガイドさんがやきもきしていました

9階のプール脇のレストランはずっとビュッフェですが

4階のレストランは朝昼がビュッフェ、夕食がアラカルトになります

レストランは揺れの少ない船尾にもうけられています

4階のレストランの様子

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ビュッフェは9階より4階の方がおいしいと思いました

船の中の室温は暑がりの外人仕様でキンキンに冷やされています

お部屋の温度調節もマイナスとプラスの目盛りしかないので調節がきかない

 

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テンダーボート待ちや夜のショーなどで使われるステージ兼ラウンジは

誰もいないと冷凍庫にいるよう・・・・・

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大勢集まると体温で温められるのでましになります

ランチが終わると今度はこの船でただ一人の日本人スタッフのショーコさんから

ラウンジで船内生活の案内とウエルカムミーティングがあります

行方不明だったご夫婦をここで発見しました

一番重要なのは一人1枚渡されるクルーズIDカードをいつも持ち歩くことです

このカードは部屋の鍵であり、飲み物を注文するたびにウエイターに渡さないといけないし、船でのショッピングでの提示、乗船下船時の人数確認や身分証明に使われます

レストランでペットボトルの水をもらうのにもいちいち提示を求められます

奥さんが持っているからいいやともっていかないと下船拒否されるし

降りた島でカードをあづけていた奥さんとはぐれて迷子になると乗船拒否されます

自分のカードは肌身離さず持っていなくてはいけません

とにかくカードをしょっちゅう提示しないといけないのでカードホルダーを

持参するといいですね~~

船でカードに穴をあけてひもを通してもらうと2ユーロとられます

それから船内新聞が毎日夜に配られるので、集合時間やドレスコードなどを

確認しなければなりません

説明会が終わると今度はオプショナルツアーの申し込みがあります

ここにくるのは一生に一回だからだと毎日オプショナルツアーを申し込むと

超ハードスケジュールになります

オプショナルの出発は朝7時だし、夜のショーに参加すれば寝れなくなるから。

それにツアー参加だとほとんどお土産を買うことができない

そしてオプショナル代は2~3時間観光で65~70ユーロとバカ高い

ガイドさんが言うには、1~2日は遅く起きて船でまったりしたほうがいいそう

もともとこのツアーにはミコノス島観光とサントリーニ観光がついているので

私たちはロードス島終日滞在の日にゆっくりすることにして、オプショナルは

2つだけ申し込みました

部屋に帰ってゆっくりすることもなく、今度はガイドさんの船内案内に行きます

参加者は5、6人・・・・・

4階にフロントと免税店があります

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カジノ、フォトショップ、スパは5階

ジムは小さくて、サウナや卓球台などがありました

9階はプールでご覧のように小さいです

プールの海水は毎日取り換えられています

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プールの横のオープン席と、奥にレストランがあります

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レストラン入り口はいってすぐ横に秘密のドアがあり、そこのエレベーターで

12階にあがると素敵なバーがあります

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私たちは毎日そこに入り浸ってましたが、ほとんどの方がここへの来かたが

わからないらしくて誰もいないし、絶景だしとても素敵でした

(窓が汚れているのが惜しかった)

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これからミコノス島観光なのでノンアルコールカクテルのゴールデンアカプルコ

パイナップルデライトをいただきました

 

エーゲ海クルーズ セレスティアル・オリンピア号 1

ピレウス港からいよいよエーゲ海クルーズに出発です

私たちの船はカジュアル船なので、ドレスなど気張らなくていいです

クルーズに慣れてきたら豪華客船に挑戦したいと思います

とにかくクルーズはお金がかかるよ

それなりのお船になるとドレスや靴、アクセサリーに下準備がいります

水着だって新調しないといけないし、まあ・・・旅行は行く前が楽しいっていうけれど

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船にはこのようにベルトコンベアで荷物を運び、部屋の前に置かれますが

時間がかかるのですぐ使うものは手荷物で持った方がいいです

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船に乗り込む前の手続きで、パスポートはお船に没収されてしまいます

引換券はスーパーのレシートみたいなやつでなくしそうな代物・・・・

船で使うお金をカード払いにする人はカードの手続きも一緒にします

そして写真を撮られて、あとで2枚で10ユーロという値段でほしい人は買うことに。

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船に乗るのを待つ人々を見ると、外人はおじいちゃんおばあちゃんが多いですね

トルコ人やアメリカ人、ギリシャ語を話す近隣の人が多いみたい

私たちのツアーでは最高齢が80歳の女性でお一人参加でした

外見も若くて、杖なしで歩き耳も目も大丈夫ですが、自分の老後のことを考えると

とてもとても海外旅行なんて想像できません

あとから聞いたら、飛行機で体調を悪くして便器抱えて吐いてて

船に乗ったあとも丸一日寝ていたそう

でも添乗員さんにだけ伝えて、みんなに気づかれないようにしていた気丈なお方です

でも小柄で小さいから、ツアーの強行軍についていくのは大変でしたでしょう

迷子になったり集合場所がわからなくなったり周りが助けないといけません

海外に出ると日本人同士、いたわりあわないと危険が倍増しますからね

私たちは寝る以外は外にでているだろうと思い、窓なしの安い部屋にしました

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ほんとに狭いです・・・・・

スーツケースはベッドの上に載せないと荷物整理ができません

多分ベッドの上のでっぱりを下すと2段ベッドの4人部屋になるんだと思います

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ドアを入ると救命胴衣が詰め込まれた衣装棚と引き出し付きの台があります

それと左のベッドの足元にも金庫付きの衣装棚がついています

テレビは見なかったけど航海中は映るのかな?

ドライヤーはついていました。金庫は開かなくなったりすることが多いので

使わない方がいいと説明されました。

船のフロントで貴重品を預けられると思うけれど、スーツケースに鍵かけて

しまうしかないでしょう

ハウスキーパーはその仕事専門で派遣なので、しょっちゅう合鍵を使って

部屋に侵入してくるので注意が必要です  それも男ばっかりじゃ~~

いつも廊下を巡回しています

掃除不要というカードをさげましょう

ちょっとした留守の間に入り込んでいて、そして掃除は行き届いていない・・・

足ふきマットは交換しないでたたんだのか濡れたままだし

毎日キャンデイ1袋あげても丁寧にならなかった・・・・

プール用タオルとお風呂用のタオルはタオルアートで使われて手垢付きじゃ~~!

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これ、ほんとにかわいいと言っていられない

使わないタオルでやるんだったらいいんだよ~~

「ジギー、うさぎタオル使っていいよ」と言われた日にゃ、絶望したわ

こんな力いっぱいねじんなくても・・・・・きもちわるっ!

それから引き出しに化粧道具とか下着とか詰め込んでたら

下の段に移動されていてぞっとしたわ~~

私たち、帰りの荷物を軽くしようと古くなった下着とか寝巻とか靴とか捨ててたし

(もちろん見えないように隠して)

派遣外人にあさられてたかも。

そういえば他の人のブログに、一人旅でいったらハウスキーパーにせまられたとか

他の客にも声をかけまくっていたとあった

船は上下関係が厳しいそうで、修理関係のおじさんにキャンデイ1袋あげたら

ハウスキーパーの顔色をうかがっておどおどしてて気の毒でした

とにかく何かあったら船長に言いつけるしかないな

洗面台です。   歯ブラシやスリッパやバスローブもないです

シャワーの中に泡立たない液体石鹸とシャンプーがあります

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湯舟はなくてシャワーだけど、めちゃせまい!!!

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巨大外人は入れないと思うんですよ 絶対

みんなどうしているのかな~~と疑問でしたが・・・・・

ツアーの方の一言で解消

「いや~~、プールが海水だから疲れがとれるよ」

げっ!!!そーいうことか!!!!

ジャグジーあるし、それからジムにサウナがありました

スパもあるしね

ちなみに窓付きはこの部屋にちっさい窓がつくだけで24000円高

とにかく広くて快適な部屋にしたければバルコニー付きのスイートしかない

10万くらい高くなるけれど。

お部屋でほっとしている間もなく、義務化された避難訓練が始まります

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船は寄港地の間をずっと周遊しているので毎日誰かが乗り込んでくるんだけど

毎日避難訓練をしているのか? それともピレウス港だけなのか?

私たちは最低の部屋だから、避難も後回しにされて溺れて死んじゃうんだよ~と

言ってましたが、ドアに書かれている集合場所に行くようになっていました

英語の放送だし、そこがどこなのか下見が必要じゃんと恥ずかしながら

救命胴衣抱えて放送前に出発したら、フライングする人が多かったですね

集合したら救命胴衣を着るように言われます

部屋ごとに乗り込む救命ボートが決まっていて10人単位で整列させられて

男性は後ろに追いやられ、おばあちゃんは前に出される感じでした

そして救命胴衣に書かれている番号をチェックされて全員が揃わないと終わらない・・

・・・・もしかして本番も全員が揃わないとボートに乗れないのか???

救命ボートは映画とかでよくみるゴムボートじゃないんだね~~

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島に接岸できないときに使うボートで、50~100人乗りの遊覧船まであります

写真のは小さいボートです

お客さんが昼間観光にでている間に、スタッフだけの避難訓練もしているそう

夜、寝入っていて英語放送があっても気づかないかも・・・?

起こしに来てくれるといいんだけどね、自己責任かな?

 

エーゲ海クルーズ プラカでフリータイム

アテネですが、お昼と夜のご飯がついてませんでした

プラカ地区で1時間45分くらいのフリータイムになります

で、ガイドさんがレストランに連れて行ってくれるというので乗っかることに。

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18人くらいいったかな~~?

4人席になりシェアすることにしました

タコの炭火焼、イカのフリット、チーズを焼いたもの、グリーンサラダをいただきます

写真を撮るのを忘れてしまいました

ビールを飲んだらまずかった・・・・どこで飲んでもギリシャビールはまずい

一人12.5ユーロでした

それから集合場所のシンタグマ広場にあるマクドナルドに向かいますが

集合時間を守らない人や途中でショッピングのために消える人が続出します

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夜ごはんのために現地ガイドさんおすすめのスプラキピタを買うことにしました

スプラキピタやギロピタは、お肉の塊を薄くスライスしてヨーグルトと玉ねぎなど

と一緒にピタパンにはさんでくれるものです

日本でもトルコ人などがアメ横とかでお店をやっていて食べられます

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マクドナルド角のエルムー通りを入った右側にあるお店で

お父さんが呼び込みをしています

ビールと一緒に買って3ユーロでした

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私はポークで友達はチキン

テイクアウトと言ったのに、アルミホイルに包んでビニールに入れてくれませんでした

美味しかったけれど冷めてヨーグルトがピタパンにしみてて全部食べられなかった

ベストウエスタンカンディアホテルに泊まりましたがまあまあでしたよ

翌日の朝ごはん

自家製のもったりしたギリシャヨーグルトに、いろいろフルーツを突っ込んでみた~

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どこでも売っていたギリシャ風洋服に目がいきましたが・・・・

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この胸の空き具合では何か下に着ないとね~~

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外人が着ているとかわいいんだけど・・・・

強気な値段で40や50ユーロはかわいいほう

ちょっといい服は一桁違いますからね

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あちこちに植えられているこれは月桂樹で料理にも使うけど

ドラマや映画でみる冠とかに利用されている木です

 

レストランからプラカまで歩いて移動でしたが、おひとりで来ていた女性が

バスを待っている時に泣いて座り込んでしまいました

気分が悪いのかなと思ったら現地ガイドと残られ、スリにあったみたいという話

翌日、本人に聞いてみたら移動中に財布を落してしまったそうです

現金半分とカードがなくなってしまいました

船でのオプショナルツアーを申し込んだら、お土産代がなくなるとのこと

船などでキャッシングできるカードを持ってきてなくて

みんなお金をかしてあげるよと言ってましたが

結局旅行会社から貸してもらい、成田空港に着いたら即返すことになったみたい

そんなわけで、現金は小分けにすることと

使えるカードを2枚もったほうがいいことを学びました

 

 

 

 

 

 

エーゲ海クルーズ 6人の乙女

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乙女かどうか知らないがエレクティオン神殿です

アクロポリスで最も神聖な場所とされていて紀元前406年に建てられました

東にアテナ、西にポセイドンと火と鍛冶の神エレクティオンを祀っていた

1987年に復元されました

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アテナが送ったとされるオリーヴの木は新しく植えられたものです

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アテナは戦の女神でアテネの守護神です

なんでこんなにアテナを信望しているのかというとペルシアとの戦があるわけ

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メディアの子分国だったペルシアが反乱を起こしメディアを征服

ペルシアに対し反乱を起こしたリュディアとイオニアを負かし大国になっていきます

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そんななかミレトスがペルシアから船200隻を借りてナクソスに乗り込むが

負けてしまいペルシアに怒られると、逆にアテネを扇動してペルシアに対し

反乱を起こさせるが大敗してしまいます

ペルシア王ダレイオスは鼻にもひっかけてなかったアテネ

戦をしかけてきたことにご立腹しマラトンの戦いが始まります

そしてなんと!ギリシア192人に対してペルシア6400人の死者を出し

勝ってしまうんですね~~~

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ダレイオスのアテネへの憎しみは息子クセルクセスに受け継がれ

20万以上の兵士と金も時間も惜しみなく使って結成されたペルシア軍がやってきます

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ギリシアのポリスがまとまらない中、スパルタが映画300にあるとおり立ち上がります

なんで300というタイトルかというと、戦争をしてはいけない祭りの期間だったため

スパルタ王レオニダスは300の兵士しか駆り出せなかったから。

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実際は他にいたテーベ兵400人はペルシアに寝がえり、いろんな裏切りによって

望みがなくなりダレイオスは死ぬのは自分たちだけでいいと帰そうとしたが

テスピアイ兵700人は

「スパルタだけどうして残しておけようか」と言って共に玉砕の道を選びました

この犠牲的行動がギリシアをひとつにまとめます

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テミストクレスマラトンの大勝利と同じ時期に発見された銀山で

浮かれ騒ぐ市民に対して平等にみんなでわけようとしていたお金で

船を買っておこうと提案しました

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そしてアテネに上陸してアクロポリスの街を破壊したクセルクセスに

海軍一発勝負を挑みます

そして狭い水道にペルシア軍を誘い込み、ギリシア40隻に対してペルシア200隻の

船を沈めクセルクセスを撤退させることに成功します

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立役者であるテミストクレスは幾年かはちやほやされますが、やはり嫉妬深い

市民らに疎まれ追放されましたが、なんとペルシアに売り込んでマグネシアの

長官になりました

こんなふうに敵同士寝返ったり裏切ったりするのが、エーゲ海の歴史の特徴ですね

だから戦の神を大事にし、勝利の女神ニケが逃げていかないように

翼をとった銅像を造るわけです

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これはゼウス神殿かな?

さてさて帰り道は横の通路に押し出されてしまいます

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ほんとにどうしようもない小さなお土産屋さんと

大繁盛のスムージーやビールを売るお店しかありません

暑いので4.5ユーロの100%イチゴとレモネードのスムージーをいただきました