ポルトガル ~人生の歌 ファド~
オプショナルツアーで夕食のあと、TIMPANASという店にファドを聞きにいきました
ラテン語のFatum(運命・宿命)を語源とするファドは
ポルトガルの演歌みたいな感じ
19世紀頃、労働者や最下層の人々の間で生まれ、安酒場や売春宿で
歌い続けられてきました
人生の歌で、故郷や家族、別れや失恋などメランコリックな曲調が多いそう
現代では男子学生が歌うコインブラ・ファドや
亡くなったアマリア・ロドリゲスなどが有名です
ポルトガルギターの特徴は12弦でビブラートがかかりやすくなっています
男女とも黒の服装で女性は黒いショールを身に着けています
ショーはワンドリンク付の1時間で観客が入れ替わります
日本人だからか、2階席の見えずらい柱の影などの後ろの席です
中国人たちは移動して注意されていました
若めの女性のあとは、貫禄がある女性がトリを務めます
カメラのフラッシュを次々と浴びて歌に身が入らない様子
欧米人やヨーロッパ人らが消えて、1階の席ががら空きになり
いい席に移動OKになりました
私は最近身につまされる歌で、ジブリの思い出ぽろぽろの主題歌である
The Roseをリクエストしようと待ち構えていましたが
3曲ぐらい歌っただけで、引っ込んでしまいました
10500円は高すぎる感じです
帰る時に各歌い手が自分のCDを売りに来て、1,2人しか買いませんでしたが
ショーの間に売りに来た民族人形は可愛かったです