六華 銀花 sakura舞う 2

旅行記 時々不思議なお話

マチュピチュ  水汲み場と太陽の神殿

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山の頂上に築かれたマチュピチュからはるかな麓を覗き込むとウルバンバ川が見えます。

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アマゾンへと続く川です。

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天空都市には遠い山から水路が引かれ、太陽神殿のすぐ脇の階段に沿って流れ、居住区などに網羅された水路で供給されていきます。

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何か所かある水汲み場は美しい石組で整備されており、今日まで大事に使われてきたことが解ります。

しかし地下の水路はどのように敷かれているのか、どんなふうに遠い山から水が運ばれてきているのか、はっきりしたことはわかっていません。

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太陽の神殿は天空都市で唯一弓型に丸みを帯びた天井で創られています。

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そこに小窓がついており、夏至には東の小窓から太陽光線が真っ直ぐに差し込み、南の小窓から差し込む冬至の日には種まきの儀式が行われ、1年の始まりの日でもあったそうです。

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ところでペルーの冬至の日は6月24日なんですよ。

10月から4月までは雨季で、4月から10月までが乾季になるからです。

現在では冬至の日にはインティライミというお祭りが開かれ、古代のインカ帝国の人々に扮した仮装による収穫祭が繰り広げられます。

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太陽の神殿の入り口には1枚の岩を階段状に削った岩があります。

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私が思うに、この階段上の刻みに合う石か木で封鎖してあったんじゃないのかな?

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ここは自然にできた洞窟を利用した造りで、奥には墓石のようなものがあったので陵墓ではないのかと憶測されています。

しかし遺体は見つかっていないしここで遺体の処理をしたのかもと言われたりしますが、どうなんでしょうね?

私はここに祭祀に使う道具や、神聖なチチャ酒が納められていたと思うのだけど・・・。

 

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ペルーに来る前に、私はどうしてもマチュピチュに行きたいとか思っていなかったんですよね。

足腰が弱る前にとか、そのうちマチュピチュは遺跡を守るために入れなくなると聞いたので余力があるうちに行っておこうかと思ったんです。

それに安かったし8日間と手頃だったし。

で、なんでそんなに行きたくないのかなーと思ったんですよ。で、前世回帰CDでもやってみっかと・・・・。

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建設が始まったばかりで、石工でした。

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まだ結婚もしていない歳で神殿の石を加工していました。

そうしたら大事な石があらぬ方向にぱっくり割れちゃって、私は逃げ出してしまいました。物陰に隠れてここから離れ、ジャングルに逃避しようか考えています。しかしそうなるとずっと隠れ住まわなければならなくなります。

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他の町にも逃亡できるでしょう。

でもよそ者はどこから来たのかとかいろいろ疑われてしまうし、他の町に住むことはできません。

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死ぬまで一生ジャングルをさまよい、独りで生き続けることが私に出来るでしょうか?

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迷っているうちに足がすくんじゃって、とうとう私はみつかってしまいました。

現場の責任者である神官の前に連れて行かれ、私に罰が与えられます。壊した大事な石のように私の体を打ち砕くのです。肩から打撃を受けて3回・・・私は死んでしまいました。

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その死は私にとって何を意味していたのか?

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人間をそんな風に壊してはいけないということ。

人の命は石よりも大切で物ではないということ。

命は巡り巡って自分の選択で様々な人生を繰り返す。別に嫌だったら生まれてこなくてもいいんですけれど、生まれてきたってことは自分から進んできたんだから。

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死ぬと自分に似ている魂集団に還り、みんなひとつなんだけど自由意識体なんで何に自分が意識を向けているかで視点が変わるんだよ。

で、至福の愛状態で涎がでるほどいい気持ちで意識がひとつにブンブンしている中、波長にずれが生じるとこのままじゃあブンブンできない、自分いけない!と思ってはじかれる。何をどう修正すればあのすんばらしい場所に還れるのか・・・・

さて、自分で決めよう。

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『人を殺す経験がしたい』と言って殺人する人が何人かいたけれど、若い魂だと思う。

古い魂は殺し合いなんて散々経験している。だからそんなことやめとけと思う。

あの至福のブンブンでどんなに自分が苦しむか・・・。

魂の目覚めは良心の呵責となり、自分で自分に罰を与えないといられなくなる。非常に苦しい、過酷な転生の始まりとなる。

自分のまいた種を刈ってこい!これほど難しく大変なことはないよ。

だってどれほど苦しんだら自分を許せるのか、際限がないから・・・。

自己否定、自己嫌悪で自分自身を抹殺したい。どうして自分は認められないのか、愛されないのか、幸せになれないのか!

それは自分が自分を愛していないからだよ。自分自身を手放さないで。

自分の人生がうまくいかない時、これは本当ではない。自分はこんなもんじゃない。もう今の人生はどうでもいい。これは本当の自分じゃないと呪う。

幸せな他人を見るととび蹴りを食らわしたくなるし、自分をこんなふうにしたと親や周りの人を憎んだりする。

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しょーがない、しゃーがないんだよ! そんなふうにしたのは自分なんだから。

今が踏ん張り時だよ!すぐに幸せになんかなれない。

自己責任を痛感して反省して、そんな自分を大好きだって思えるようになろう。

数年以上かかるけれど、あなたの魂集団が助け上げたいと天から見ている、いく万もの手がつかまれと降り、頑張れと背中を押そうと準備している。

命は無限の可能性を秘めていて、意識によってどんな風にも変われる。

私の何でもない一言や関わりで誰かが良い方向に向かい、その人の影響でまた誰かが変わり、それが世界や宇宙が変わるきっかけになる可能性は、一人一人にあるから命は何よりもかけがいのない壊してはいけないループです。

平凡な人、面白くない人、働かない人、盗人、殺人者、女、男、病人、障害のある人、みんな様々な人生を繰り返して今ここにいるとしたら・・・

前世では英雄だったり、世界を導いた王や宗教家や将軍や歴史に名のある人物や大金持ちだったりする。今、目の前にいる人を軽んじるなかれ。自分自身が選択によっては目の前のその人だったかもしれない。

だけど自分はその人生を選ばなかっただけ。

そう思うと自分自身だって尊重できるし、許せることもある。

 

人は物のように壊されるべきではない。

私にとって重要なあの時を思うと、私を打ち砕いた人のことを憎むなんて全然思わない。

感謝はしないけどあの時はとても必要な時だった