マチュピチュ 主神殿に向かって登る
壁の石の積み方は斜めに積んでいくと崩れにくくなります。
このあいだキャンプの付添いに行ったんだけど、山登りの往復2時間の一番軽いコースがマチュピチュよりはるかに過酷でした。
ハイキングだったらいいけど、最初の何十分かが急な階段・・・・
そして頂上までの30分が岩場で、ロッククライミング!?
とてもついていけず心が折れたわ。
だって足が全然上がんないんだもん。
だけど引き返すこともできないし、70代近いおじさんと事務職の27歳の男性とビリを争う・・・・。
先頭を行く山登りの先生である65歳の女性が、頂上から私達を心配して降りてきてくれました。前日には下見でこのコースを回って来たそうです。
このツアーでご一緒した80代コンビもそうだけど、尊敬しちゃうわ。
私は山ガールいいなあと思っていたけれど、私が求めていたのはほんのお散歩でした。
マチュピチュなんか、こんな赤ん坊が歩いているんだから!
階段とかはおんぶやだっこでいけるし、この間の山登りなんて自分だけで精一杯。子連れでなんか誰も登れないよ~~~
そういえば下のメイン広場に赤ちゃん連れのリャマがいたんですよ。私達が降りる頃にはもういませんでしたが・・・・。
望遠で撮ってみました。
リャマ達は普段はジャングルで暮らしているそう。
日中は観光客がくれるお菓子目当てで遺跡にやってくるそう。
しかし観光客がリャマ目当てで狭い遺跡の一角に集まりだすと転落などしたり危ないので、監視人がリャマをジャングルに追い立てたりします。
だからリャマは段々畑の方にいることが多いそうです。
登っていく途中にミニ植物園があります。
いろいろなフルーツやコカが植えられていました。
可愛い鳥もいました。
キャンプに話が戻りますが、園内を回ると洞窟があって、まるで善光寺の錠前触りのように真っ暗闇・・・。
先頭が道をまちがえるし、電燈のスイッチがなかなかわからなくて遭難しそうになりました。
そして夜もレストランでご飯を食べてトイレから出たら誰もいなくなっていて、外は真っ暗闇で道路さえ見えない。
前方から聴こえる話し声と勘を頼りに進んだけど、途中で声が上から聞こえてくると思って、そんな上じゃあないはずと思いつつ白い縁がやっと見える山の中の階段を登っていったらバンガローの方に行ってしまいました。
どんどん行って不安になってまた元来た道を引き返し・・・・・
一寸先も闇で明かりはどこにもなく電燈ももっていないし、地面がふかふかするからここは道じゃないという判断だけで、また山の斜面の階段を降りていき園内でまたもや遭難しかけました。
よく転落しなかったと思います。
やっと寝場所のテント付近にたどり着き、ほっとした途端50センチ落下。
お尻から落ちたので怪我はなかったけれど、怪談とか真っ暗闇で思い出していたら恐怖ものでしたよ。