六華 銀花 sakura舞う 2

旅行記 時々不思議なお話

ポルトガル  ~人々の流れ~

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辺境の島国育ちの私には広大な地続きにせめぎ合うヨーロッパやロシア、

イスラム圏、中国などの国土に対する感覚はいまひとつわかりません

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村単位の古代では気候の変化で獲物や農作物が激減すると

肥沃な大地を求めて移動が行われてきました

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国単位になると今度は戦ってより良い領土確保が開始されます

それに伴い、故郷を追われた多くの民族が安全な土地を求めてさまよいました

東へ東へのがれて最果ての日本へ辿りつき根付いた人々もいます

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時代が進むにつれて今度はスペインやポルトガルが新大陸を発見し

労働力を求めて奴隷狩りをおこない、沢山の民族が滅んでいきました

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そして近代ではアジアの植民地化が始まり、日本がはむかい負けましたが

それに勇気づけられた沢山の国々が独立を果たしました

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そんな様々な時代を経て新しい文化の激震にあい

歴史の中で沢山の民族の血が交わっていったのです

そして現代はエネルギーを求めて各国がうごめいています

ロシアや中国などはかなり目のつく動きをしておりますが・・・・・

またイスラム圏では争いが続いてシリアでは国民の3分の2が難民として

故郷を離れてさまよっています

沢山の難民を受け入れれば文化や経済の大幅な変化が巻き起こります

その変化に抵抗する人も多いでしょう

でもこの流れは止められないので、国と国の境界線は更に薄まっていくのかもしれない

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幾ら壁を作り軍隊を置いて押しとどめようとしても

家族の安全と安定する暮らしを求めた人々の思いの強さを

押しとどめることはできないでしょう