六華 銀花 sakura舞う 2

旅行記 時々不思議なお話

クスコ観光

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アルマス広場に来ました。12角の石はすぐそこの路地にあるので、クスコ観光と言えばここだけですんじゃうわけだ。

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どこいっても中心広場の名前はアルマス。

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何か有事があった時は兵士や市民はここに集合となるため広く視界良好にできています。ヨーロッパ各地の広場はギリシャやローマ時代からこんな感じですね。

地続き大陸だと周りの国は敵となりうるからなのかな?

島国日本は緑多く視界不良だし・・・。

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民族衣装をきて花やリボンで飾ったアルパカや子羊を連れたおばさんと写真を撮る暇がありませんでした。いざ暇になるとそーいう商売の人いないし・・・・。

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羊をアルパカ風に刈って、アルパカだと嘘をつくおばちゃんもいるので注意。だけどそれだって写真に撮りたいよね~~。撮ると1ドルだけど、1ドルで撮り放題なんだから安いよね~~。

 

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アルマス広場はインカ帝国の中心で王宮や神殿や貴族達の住宅があったところなので、周りの石組はとても綺麗です。

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インカに限らずそれ以前から縄文時代や沖縄のように、巫女が力をもつ時代でした。伊勢神宮斎宮天皇の血筋方だったり、琉球王国の最高巫女聞得大君が王の血筋方だったりするように、姫君が巫女となり祭祀に重要なお酒を作ったりしていたのでしょう。まあ表舞台に立つのは神官だけどね。

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しかし神官や巫女、政治家や王様だからって意識レベルが高いわけではありませんから。

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昔、自分で前世をみるっていうのがはやったんだけど、知りたい時は雑念を捨てて自分の深窓意識に瞑想ダイブしてください。

自分が極悪非道で悪魔だったとしてもそれを受け入れる覚悟を決めればばっちりです。ですがこの覚悟と雑念を捨てるっていうのがなかなかできないんですね。

だから誘導してくれる人がいると見やすくなります。

催眠に陥るということはまったくなくて、嫌になったらさっさと目を開けて終わりにするのも自分次第。

覚悟を持った意識がつながるとスライドショーみたいに映像とその時の感情が蘇ってきます。

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それが本当かどうかは実は関係ないんですよ。それはその人だけの心的事実なので。

それを見たことであの時こんなことを学んだとか気づいて意識が変わればそれでいいんです。

その人生や今の自分の有様で魂の評価が決まるわけはなく、みんなおんなじなのでただそれがあったというだけです。

あの人は悪い人、いい人とか駄目な奴、凄い奴っていう評価は地球的判断。

私がブログであれこれ書くのは自己表現で、それをみて他者が私はこういう人間だと判断評価してくれているわけです。

それを知ってこう書かなきゃ、嫌われたくないとか変だと思われたくないと,あれこれ雑念にとらわれてしまうと自分らしさを失うので、自分という存在を自分で決め自分で人生を構築していくことはかなり難しいですね。

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私が昔インカにいた時は、神官にしょっちゅう殴られるような巫女。

多分赤ん坊の時に神殿に捧げられた子供で親のことはまったく覚えていない神殿育ち。上にたてつく、上から可愛がられない、ごますりとか大嫌いだし苦手、自分の目で見たものしか信じない性質。小ズルい。さぼる、気ままで,小さいころから折檻受けてました。

仲間に王族の姫君がいて2つくらい年上で、その子がなにかと庇ってくれて、殴る神官の盾にしてその人が殴られちゃったり。

私達は有事の時の生贄対象で、自分はいつか死ななければならないこと、どうやって死ぬのかもわかっていました。でもその頃の死の概念て体がなくなるだけ。意識になって上の意識と合体してこの王国を守るということ。それは恩寵。

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16,17位になって私達の死ぬ時が決まりました。

いつも庇ってくれる子の弟が山に新しい神殿を建てた時、そこで首を切られ

迎えられた宇宙意識と一体になりそこを守護していくのです。

でも私は怒りで一杯でした。王子は自分が指揮して立派な神殿を建てて自分の力を示すことに夢中ですが、そのために姉が死ななければならないのです。

そのことをあいつは知っているのだろうか?あんなやさしい人を死なせるなんて。

あの人はこんなことに使われるべきじゃない。王族の巫女として生きて讃えられ、もっといい思いをするべきだ。私達と同じに扱われるべきじゃない。

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でもその時が来てしまい、私は唯一の反抗として神官に選ばれる前に自分から一番目に首を切られるよう進み出たのでした。

この救いたかったやさしい人と犠牲にした弟とは今の時代も知り合いです。

あの時私が学んだのは、死は祝福であり神意識になる素晴らしいものという認識の中で、こんな自分でもやさしくしてくれる人がいるんだ、その人を守りたいという個の正義、愛を感じたこと。勇気なんだと思う。