エーゲ海クルーズ アクロポリスに登ろう
これはプラタナスの街路樹かな?
アクロポリスの丘のパルテノン神殿に行く前に、そこで発掘されたお宝を見に
新アクロポリス博物館に行きました
猫が多いギリシャで、でぶっちょ野良犬がついてきます
トルコでもそうでしたが、首輪をしていても野良
国で予防注射をして管理されているらしい
地中海付近は古代から気候が温暖で安定しているから、様々な文明が栄えては
消えていきました
しかしほんとは土壌が悪くて、ここらへんはオリーヴとブドウしか育たないから
他の食べ物を得るためにエーゲ海を駆使して交易や略奪するしかなかったらしい
博物館の地中からも大昔にそこで暮らしていた街の遺跡が出てきています
こうやって一部強化ガラスの舗道にしてみせてくれます
古代の家の様子がよくわかります
井戸や公共の水くみ場、下水管までありますよ
地下が一番古くて、博物館の上に行くほど新しい年代になっていきます
つまり掘れば掘るほど古い年代の集落がでてくるのだアテネは~~
チケットを買っている間にトイレに行ってきていいというから
行っていたらその間に説明されたらしくて
カメラ禁止区域の写真を撮って注意されてしまった・・・・・
外人が撮ってたからいいのかなと思っちゃった
撮影禁止の1階にはパルテノン神殿の前身であるアテナ古神殿の牛を引裂くライオン、
三身の半魚人とかヘラクレスとトリトン、またお墓の上に死んだ人を模して置いた
彫刻の数々があります
3階は撮影オーケーになります
アクロポリスの丘のエレクティオン神殿南側ポーチを支える少女像の本物
6体あって1体は大英博物館にあります
19世紀にトルコに派遣された英国大使エルギンが、パルテノン神殿を飾り立てていた
彫刻の半分を盗んでしまったそう
だがエルギンはこれらを持ち帰る輸送費で破産したそう
そんなわけで大事ないろいろお宝がイギリスに奪われているので
返還を求めても応じないイギリスへの憤りが激しい・・・・
彼女たちは、アテナとアルテミスの宴に供物を運んでおるそうな
こういう銅像とかで昔の衣装や髪形などがわかるそうで、日本の縄文土器から
髪形を実際に作ってみるという特集がありましたね
この6体はそれぞれ着ているものや髪形が違うそうです
ちなみにこれらの彫刻はパルテノン神殿の総監督を務めたフェイディアスの作品
彫刻部分はオールカラーだったそうな
この豊かな髪は若さの証ですね~~
左がゼウスでアテナ、ポセイドン、アポロンとか勢ぞろい
これをみるとポルトガルでみた偉人や王のレリーフを思い出します
ギリシャ神話と聞くと、漫画のアリオンとか映画のパーシージャクソンシリーズが
思い浮かぶのでした
それから世界の始まりで、混沌から大地と愛と奈落ができて神々やできそこないがどんどん生まれてくる過程が、日本のイザナミ・イザナギからいろんな神や蛭子などのできそこないが産まれる古事記と似ているよね
3階は全面ガラス張りになっていて、アクロポリスの丘が見えます
パルテノン神殿を飾っていた様々なレリーフは、茶色が本物で白が復元したところ
4年に1度開かれる祭りの様子が描いてあったり、東側はアテナの誕生、西側はアテナとポセイドンの戦いがテーマになってます
祭りの行列には192人の騎兵が描かれマラトンの戦いで命を落した兵士への
オマージュになっています。
うなだれるライオンさん
それでは、えーーっ!!あそこまで登るの!!!!とびびっちゃう
パルテノン神殿に向かいます
ギリシャはほんとに暑い
日本に似て海風のためか湿気があるのでなお暑い・・・・・
外人は日焼け命!!!だから露出が激しいが
日本人は日焼け防止に命をかけているからね~~~
だって沖縄の人は泳げない人が多いそうですよ~~
そーいえばここのショップで外人が売り物を落として割ってました
スルーしていた気がします
ギリシャは商売っ気がないというか、博物館やパルテノンとか他遺跡でも
ショップがしょぼい
出土した宝石を模したアクセサリーを売ったらぼろもうけだと思うけど・・・
少しでも日陰に入れば涼しいけれど、だだっぴろい道で日陰がないから
スリにびびりながら日陰争奪戦になります
そういえばギリシャは日焼け止めを塗っても焼けてしまうから
日焼けしたあとの保護クリームが売っているそうです
だらだら歩いていたらアクロポリスの丘に着きました