ポルトガル ~愛の執着~
アルコバサに向かいました
世界遺産のサンタ・マリア修道院を見学します
伝説になった悲恋の恋人達、ペドロ1世とイネスの棺が納められています
カスティーリャ王国の王女コンスタンサと政略結婚したペドロ1世は
奥さんの次女であるイネスと不倫関係になります
美しい物語のように語られますが、奥さんの方が可哀想ではないか!!
そして奥さんが死んだあと、2人は堂々とつきあうことに・・・・
ペドロのお父さんのアフォンソ4世は、これでは嫁の実家に失礼極まりないと
臣下らに命じて、イネスを暗殺します
その後数年たってお父さんが亡くなりペドロが王位についた途端
彼は暗殺者らを残忍な方法で処刑し、イネスの腐り果てた死体を掘り起こして
王妃としての即位式をおこない、臣下らにイネスの手に口づけを強要しました
ひどい話だな、これは・・・。
イネスさんとしても、そんな姿をさらしたくなかったことでしょう
愛というよりはペドロの復讐心、自己満足ですね
お父さんに頭が上がらなかったため死んだ途端の反発心かな~~
ペドロ1世は案の定、いい王様ではなかったそうです
主祭壇に向かって左がイネス、右にペドロの棺が置かれています
ペドロの棺には処刑される暗殺者が彫刻されていたりしつこい・・・・
イネスさんは美人ですか?ね?
ペドロの棺の影が伸びてイネスの棺に伸びた時?
恋人らが愛を誓うと成就するとか言ってました デートスポットですよ