ポルトガル ~修道院生活~
続いてサンタ・マリア修道院です
ポルトガルの始祖アフォンソ1世に対してローマ教皇は王国を認めませんでした
そこで1152年、アフォンソ1世は教皇の信頼の厚いシトー会の修道士に
アルコバサの土地を譲渡し、この修道院ができました
王の間には修道院建設物語のアズレージョがあります
土地の測量をしているところ
修道士達は最先端の農業をもたらして、イスラムとの戦争で荒れた
土地の回復にあたりました
シトー派のモットーは質素、簡潔です
修道士達は沈黙が修行でおしゃべり厳禁
この美しい回廊を無言で歩き、神に思いを馳せ瞑想します
次は食堂へ行きましょう
しかし38人で行動し、他の観光客もうじゃうじゃいるので
写真を撮るのも一苦労します
列の最初か最後につくしかないですね~~
この食堂には長いテーブルが3つくらい置かれて修道僧300人位が
沈黙して食事をしていたそうです
頭の中のおしゃべり(妄想)しまくりだったことでしょう
エニアグラムによるとタイプ1は自分や他人への駄目だし妄想
タイプ2はどう親切して自分が愛され注目されてる妄想
タイプ3は自分の成功を思い描く妄想
タイプ4は現実逃避、空想妄想
タイプ5は悔しかったことをやり直し妄想
タイプ6は未来の怖いことをあれこれ妄想
タイプ7はアゲアゲ楽しく興奮することを妄想
タイプ8はいかに自己主張するか敵を叩き潰すか妄想
タイプ9は自分の中の火山を必死に押さえて平和なことを妄想しているみたい
現実化できるのはタイプ1、3、7、8位かな
男性としては聖母像といいつつ、こんな若くて美人の女性像で
よからぬ妄想をして、修道僧として苦しんだかもしれません
質素、簡素モットーなのに色ついているのはきっとそうなんだ!やらし~~い
と、勝手な妄想をしつつお台所です
大きな窓があって明るいですね
アルコバサはアルコ川とバサ川にはさまれた町です
そこから水を引いて使っていました。お魚さんもやってきたそうですよ
肉を焼くところは大きな煙突で排気しています
ここはなんだったかな・・・・食材の倉庫だった気がします
そして修道僧たちがやっとしゃべれる会議室みたいなところ
像は修道僧のお偉いさんか王様だったかな?
皆がガイドの説明に集中しているすきに写真を撮っているので
ほぼ説明は聞いてません えへへ・・・・
像は輪切り状にパーツ分けで積み重ねて完成させるそう
修道僧らが作ったようなことを言ってたかな?
あ~~!! やっぱり女性像に色ついてる!!
こっちの母子像も色つきではないか!
まったくもう・・・・
禁欲をするならおばちゃんかばあちゃんの像を飾りなさい
次は町の散策にいきます